活動内容

3-4 Intro/Wonder、そして「100万人十色」プロジェクト

GAJaには、Intro/Wonderのプログラムがあります“Intro”は、「OMOTENASHI App」ユーザからの写真やメッセージを収集し、それを地域の外国語による情報発信につなげようという地域紹介プログラムです。「呼び水」として外国人留学生に取材してもらう地域も登場し始めています。一方、“Wonder”は、特定の施設、物産、サービス等に焦点を当て、その情報を世界に発信していこうという企業協賛プログラムです。どちらも、写真とメッセージを様々なアプリケーションに使えるようにし、情報の幅広い利用と海外への拡散を図ります

また、GAJaでは、2016年7月から、このIntro/Wonderのプログラムを中核に、「100万人十色」プロジェクトを始めます「OMOTENASHI App」をダウンロードしてもらった外国人旅行者に20~30万のWi-Fiアクセスポイントを無料で開放し、多言語の災害情報提供はもちろんのこと、旅に役立つナビゲーション等のスマートフォンアプリなども提供します。年間100万人の外国人旅行者が「OMOTENASHI App」をダウンロードすることで、大量の外国人旅行者の属性情報や測位情報が把握でき、写真やメッセージといった地域を発信するためのコンテンツも集まります

100万人ユーザの情報の価値は未知ですが、100万人のユーザが寄せてくれる写真とメッセージの価値は、国際的な情報発信を志す各地にとって決して小さくないはずです。多言語災害情報提供を続けていくためには費用がかかりますし、外国人旅行者に大規模にフリーWi-Fiを開放し続けていくには、サービス対価の支払いも生じます。「100万人十色」プロジェクトは、自走できる仕組みを作ることがテーマの一つです。

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